鹿児島市郡元 美容室feel

鹿児島市郡元の美容室、feelのブログです。半分は中の人の趣味ブログ。

ミディボブ / 嫌な女

こんにちわ~!2月もあっという間に一瞬で一週間、早いですね!下田です。

今週ずーっと寒いですね~。午前はお天気がいい分、気温が低くてスタートが弱いですよね。

そんなゆっくりしたい朝にぴったりな、お手入れ楽ちんスタイルのご提案ですよ~!!

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肩につかないぎりぎりの長さでのミディボブです!!

ベースは広がりやすいクセ毛で、ナチュラルな縮毛矯正をかけています!

艶とうるおいのある、まとまり感。そして結べる長さなのでアレンジもOKなミディボブ!

おすすめですよ~!!



・初対面の相手でも、人の懐にするりと入り込んで、男を騙し、その気にさせる女。ここまで大袈裟ではないにしても、そんな女は実際にもいるな...!と思っていまう、そんな女性を描いた長編小説、桂 望実『嫌な女』を読みました~!天性の詐欺師のように男を騙し、男に金を出させる夏子と、その遠縁に当たる女弁護士の徹子の半生を描いた物語です。読み始めた当初、“夏子”はとんでもない性悪なのかな~とハラハラしていましたが、予想外に天真爛漫で明るく、騙した男たちにも夢や希望をもたせたり、一緒にいる間は楽しい時間を過ごしたりと“奪うだけではなく、与える”人間であったし、自分に正直に生きているからこそ損をし、しんみりとさせられた場面も印象的でした。一方、そんな夏子と正反対の“徹子”は人と交わるのが苦手で、常に孤独を飼いならす女性。次々と舞い込んでくる“夏子の厄介事”に関わっていく内に少しずつ変わっていき、今できることをコツコツと続け、積み重ねていく生き方に襟を正させてくれる作品でした。そんな正反対な二人を見てきた事務員の“みゆき”との関係や別れた元夫や、遺言執行のなかで、人は誰しも孤独を抱えているということに気づいた徹子の心情や、齢を重ねることの切なさや、人生の最終盤をどう過ごすかについて色々考えさせてくれる作品でもありました。思わず涙してしまう場面もありますし、長編ですが一気読みさせる小説なので、色んな意味で心に響いた1冊です。吉田羊・木村佳乃主演で映画化もされました!映画版はうーん、小説読んだ後だとちょっとコメディっぽさが強くて、イマイチ響かなかったですが主演のお二人の演技はさすが!といった感じでした。おすすめです!



それでは今週もよろしくおねがいしまーーす!!